【Outlook】Outlookから開くブラウザーをEdge以外にする

1 はじめに

デフォルト設定のままのデスクトップ版Outlookでは、
Microsft Edge(以降、“Edge”と略記。 文脈によっては、フルネーム)以外のブラウザー
Google ChromeFireboxなど)を「既定のブラウザー」に設定しているにもかかわらず、
メール本文中にあるリンクをクリックすると、Edgeが起動してしまいます。

これは、実に困ったことなのです。

たとえば、Outlookから
Chrome拡張の “ Google Authenticator”を利用しているAmazonのページを開こうとしたら、
Edgeが起動してしまい、そこからではログインすることはできません。

Amazon以外のGoogle Authenticatorによる2段階認証を行っている他のサイト
(レンタルサーバーなど)も、同様です。

EdgeGoogle Authenticatorの拡張機能をインストールして対処しようにも、
残念ながらEdge版は2025年03月現在ありません。

本記事では、Outlookにおいて、Edgeではなく「既定のブラウザー」を開く設定を示します。

2 Outlookが開くブラウザーをEdgeではなく「既定のブラウザー」に

2.1 Outlookが開くブラウザーをEdgeではなく「既定のブラウザー」をEdgeに変更する

以下に示す手順で、「Outlookからハイパーリンクを開く場所」の設定を、
Edgeから「既定のブラウザー」に変更します。

1. まず、Outlookを立ち上げ、「ファイル」⇒「オプション」を選択します (図2.1-1参照)。

2. 「Outlookのオプション」において、左列メニューから「詳細設定」を選択します
図2.1-2参照)。

3. 「詳細設定」の右ペインから、
ファイルとブラウザーのユーザー設定」フィールドを見つけ出します。
そして、「Outlookからハイパーリンクを開く場所」の設定を変更します (図2.1-2参照)。

2.2 既定のブラウザーの確認方法

Windows 11では、既定のブラウザーがどのブラウザーになっているのかは、
下に示す手順で確認します。

スタートメニュー右クリック⇒「設定」⇒「アプリ」⇒「既定のアプリ
⇒ EdgeかChromeなどインストールされているブラウザーのどれか一つ

既定のファイルの種類または既定のリンクの種類」の“HTTP”、“HTTPS”の設定が
期待しているブラウザーになっていることを確認します(図2.2-1参照)。

2.3 既定のブラウザーの変更

もし、ブラウザーが期待したものになっていなければ、
HTTP”および“HTTPS”の右端の[右上向き矢印]アイコンをクリックします。

ブラウザーの選択ウィンドウが開きますので、希望のブラウザーを選択します (図2.2-2参照)。

以上

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