変更履歴
- Rev. 0.7 : 2026年02月12日
- 新規作成
1 はじめに
Web版Gmailには、1つのGmailアカウントで「username+keyword@gmail.com」のように、
既存のアドレスに「+(プラス)」と任意の文字を加えるだけで、
無制限に別名アドレスを作成できるエイリアス機能があります。
本記事は、メールソフトのThunderbirdでも、
Web版Gmailと同じように1つのGmailアカウントで複数のメールアドレスを設定する
方法を紹介します。
Gmailのエイリアス機能については、次のページをご覧いただければと思います。
【Gmail】1つのメールアカウントで複数のGmailアドレスが使えるエイリアス機能
2 1つのメールアカウントに複数のエイリアスアドレスを設定する
まず、はじめに。
本章で示すThunderbirdの図や説明は、
バージョン「140.7.1esr (64 ビット)」の場合のものです。
他のバージョンの場合では、本記事で示すものと多少異なっていることがあるかと思います。
2.1 Gmail基本メールアドレスの設定
以下に、ThunderbirdにGmailの基本アカウントを設定する方法を簡単に示します。
1. Thunderbirdを起動し、右上の三本線メニュー(≡)から「アカウント設定」を選択します。
2. 左上の「+ 新しいアカウント」から「メールアカウント」を選択します。
3. 基本情報入力
名前(送信者名)、メールアドレス、パスワードを入力し
「続ける」をクリックします。
4. 利用可能な設定
IMAPかPOP3を選択し、正しい場合は「完了」をクリックします。
複数端末で共有するならIMAP、1台のPCで管理するならPOP3
(メールをコンピューターに保存)を選択すると良いでしょう。
Gmailの場合、以下のものは自動的に設定されます。
・送信メールサーバー名とポート番号
・受信メールサーバー名とポート番号
・認証方式
2.2 複数のエイリアスアドレスの設定
Web版Gmailでは、メール送信にエイリアスアドレスを使用する場合、
前以ってエイリアスアドレスを登録しておく必要がありました。
Thunderbirdでは、Gmailへの設定は何も行わなくても、
必要なだけの個数だけ作ることができます。
Thunderbirdでのエイリアスアドレスは、Web版Gmailと同様、
基本のメールアドレスに“+”と任意の文字を加えたものです。
以下に示す手順でエイリアスアドレスを作成追加します。
1. Thunderbirdを起動し、メニューの「ツール」>「アカウント設定」を選択します。
2. 左側のアカウントリストから、設定するメールアカウントをクリックします
(図2.2-1参照)。
3. アカウント設定の画面下部にある「差出人情報を管理…」をクリックします。
4.「追加」クリックし(図2.2-2参照)、
追加する名前、メールアドレス、署名などを登録します
(図2.2-3参照)。
登録が完了すれば、図2.2-4に示すのように
差出人情報のリストに新しいエイリアスアドレスが追加されます。
2.3 メール送信時のエイリアスアドレス選択
メール作成時にエイリアスアドレスを使用したい場合は、
メール編集ウィンドウの差出人アドレス右端の下向き▽をクリック、
表示される差出人リストから目的の差出人を選択します(図2.3-1参照)。
返信、転送の時も同様です。
3 エイリアスアドレス機能を持つGmail以外のメールサービス
2章で示した設定は、Gmailだけではなく、
エイリアス機能を持つ自前のメールサーバーやメールサービスでも利用できます。
たとえば、メールサービスとしてはドイツの
GMXがあります。
https://www.gmx.com/
1つのアカウントで10個までの別名アドレスを利用できます。
メール送信時の差出人選択は、デスクトップ版Outlookでは簡単にできず、
エイリアスアドレスをいくつ持っていても、結局は1つのアドレスしか使えていませんでした。
2章で示した設定を利用すれば、
1つのメールアカウントで複数のメールアドレスを使用できるようになります。
# 【余談】
# GMXメール(gmx.com)は、
ドイツ拠点の無料メールサービスで、
# サービスが充実していて利用価値の高いものとなっています。
#
# ただし日本からだと、特にプッシュ通知の遅延や頻繁なアカウントブロックがあって、
# 少々利用し難いかもしれません。
# メルマガ受信専用など、セカンドのメールサービスとしてオススメしたいサービスです。
以上
本記事の元となっているWordで作成したPDFを
ページ最後に貼り付けました。
少しでも役に立てていただければ、うれしく思います。
このPDFファイルは、自由に配布されてもかまいません。
ただし、再配布の際には、
入手元と著者名は明らかにしてください。
なお、上のPDFファイルの内容、また本文中の記述に、
誤字や脱字、誤った内容の記述など見つかりましたら、
下に示すフォームでご連絡いただければ幸いです。

コメント