【チームコミュニケーションツールSlack】の使い方
メールの時代はもう終わった!?
本記事では、
海外で爆発的な人気を集めている
新世代チームコミュニケーションツール“Slack”を紹介します。
チームコミュニケーションツールとは、
一言でいえば社内等でのコミュニケーションを行うツールです。
わたしたち個人でネットビジネスを行っているものにとっての
コミュケーションツールといえばEメールやSkype、LINEです。
Slackは、
一見ビジネスオンリーのコミュニケーションツールのように感じられるかもしれませんが、
EメールやSkype、LINEに代わる可能性を持ったツールなので、
わたし達にとっても利用価値のあるものです。
短文でのやりとりでは、LINEの方が簡単だという印象です。
大きい文章のやりとりは、LINEとほぼ同じ程度の使い勝手ですが、
技術文章のやりとりでは圧倒的にSlackの方が良いと思います。
一般ビジネスでちょっとしたチャットを行うには、
ユーザーが圧倒的に多いLINEの方が有利かもしれません。
どちらも、Eメールよりは使いやすいと思います。
ちなみに、Slackはスマホでも利用できます。
Contents
1 Slack
Slackはチャットでのやりとりが中心となっています。
特にシリコンバレーでは、「Eメールは死んだ」と一部で言われており、
Slackやチャットワーク、Hipchatのようなチャットツールが
多くの会社で使われてきています。
Slackを導入している日本の企業としては、
BASE、coiney、Ednity、Increments、Lang-8、Wantedly、
オモロキ、クラウドワークス、ハッチ、ペロリ、Bracket、Zaim
などが挙げられます。
わたしたち個人でネットビジネスを行っているものにとっての
コミュケーションツールといえばEメールやSkype、Lineです。
Slackは、
一見ビジネスオンリーのコミュニケーションツールのように感じられるかもしれませんが、
EメールやSkype、LINEに代わる可能性を持ったツールですので、
わたし達にとっても利用価値のあるものです。
残念ながら無料版ではEメールと連携して、
SlackでEメールを受信したり送信したりすることはできませんが、
それでも充分にEメールに代わる機能を持っています。
図1-1に本記事の概要を示します。
1.1 Slackとは?
Slackはコミュニケーションツール、いわゆるチャットができるツールです。
2013年8月に公開されたので、
現在のコミュニケーションツールとしては最新のツールではないでしょうか。
Slackの面白い話の一つとして、
「世の中に出すために作ったチャットツールではない」という話があります。
制作者のスチュワート・バターフィールドは、もともとゲームを作っていましたが、
そのゲームが売れなかったため、
社内用に開発していたチャットツールのSlackを製品として公開したら世にウケたそうです。
現在では大企業からベンチャー企業まで、さまざまな企業が導入しています。
1.2 Slackの特徴
本節では、Slackの特徴を、次の2つの項で簡単に示します。
(1) チャット
(2) インテグレーション
1.2.1 チャット
Slackの主画面は、図1.2-1に示すように表示されます。
図1.2-1 Slack主画面
- 直感的でわかりやすいUI。
CHANNELを選んでチャットするだけです。
すごくわかりやすいですね。
- 自分で好きなCHANNELに入れること
Slackでは、CHANNELと呼ばれるグループに自分から入ることができます。
たとえばSkypeだと
誰かが招待しないとそのグループには参加できませんでした。
招待されないと見られないということは、
招待されたグループ以外に関心がいかないというか、
そもそもグループがあるということにも気付けません。
一部の人だけでチャットをやりたい場合もあると思います。
その場合は、Private CHANNELという、
招待しない限り参加できないCHANNELも作成できるようになっています。
- 過去のチャットの内容が見れること
2.で述べた、好きなCHANNELに入れたとしても過去の内容が見られないと
どんなことをやっているのかわからないと関心を持つにも持てないですよね!?
Slackだと過去のチャット内容も見ることができるので、
現在どんなことが話し合われているのかを把握しやすくなります。
1.2.2 インテグレーション
Slackは、いろいろなサービスと連携ができます。
みなさんがよく使われていると思われる外部APIは、下に示すようなところでしょうか。
Google Drive
Google+ Hangouts
Twitter
Dropbox
・・・
Slackは、これら全てと連携が可能となっています。
連携するとどうなるのかについては、次の機会に説明したいと思います。
早い話が、
Slackから簡単にこれらの機能を統合的に使えるようになるということです。
他にも連携できる外部APIがたくさんありますが、
海外のサービスであったり技術者向けのサービスであったりで、
みなさんには馴染みがないと思いますのでこれについても省略します。
図1.2-1にインテグレーション設定画面を、
図1.2-2にインテグレーション済みサービスの画面を示します。
図1.2-1 インテグレーション全サービス
図1.2-2 インテグレーション済みサービス
2 サインアップ
本章では、Slackアカウント作成のポイントだけを示します。
背景画像が本レポートのものと異なったり、
サインアップにおいてわたしはメールアドレス確認を規定日数以内に行わなかったりして、
多少順番が本レポートと異なっているのかもしれませんので、ポイントだけを説明します。
ⅰ) 下に示すSlackのサイトを開いて、
赤枠で囲ったテキストボックスに登録するメールアドレスを入力します。
そして、「Sign up for free」をクリックします。
ⅱ) 図2-2に示すダイアログボックスで「新しいチームを作成したいですか?」と
聞かれます。
新しくSlackを利用する場合は、
まだチームはありませんので当然「Create a new team」をクリックします。
既にチームがある場合には、「sign in to an existing team」をクリックします。
ⅲ) 「Name your Slack」では、会社名、またはチーム名を入力します。
ここで入力した名前が、あなたのSlackサブドメイン名になります。
ⅳ) Slackから図2-4のメールが送られてきたら、「Set my password」をクリック
してパスワード設定画面を開いて、作成したドメインのパスワードを設定します。
以上に示すように、
特に難しい入力はせずにSlackのアカウントを作成することができます。
3 チャット
3.1 主画面構成とチャット・メッセージの書き込み
Slackの主画面は、図3.1-1に示すように、
左側チャネル選択のペインと右側チャットのペインの2ペイン構成となっています。
新しいメッセージは、チャットペイン一番下の緑枠で囲ったテキストボックスに書き込みます。
通常のメッセージを書き込む以外にも、
テキストボックス左の「+」をクリックすれば、
表3.1-2に示すものが選択でき書き込むことができます。
表3.1-1の説明だけではイメージしにくいと思いますので、
後日詳しい説明を追記したいと思います。
(1)ファイルアップロード
下に示すURLに、詳しい説明があります。
(2)テキストスニペットの生成
スニペットは、高機能なテキストエディタのように、
書式化されたテキストを入力するのに便利になっています。
ITプログラマの方だったら、馴染みのあるテキストエディタと同じ編集機能となっています。
”Plain Text”はみなさんにも馴染めるのではないでしょうか。
長いメッセージを入力する時、テキストスニペットを利用すると便利です。
図3.1-3は、”Plain Text”のテキストスニペットです。
(3)ポスト生成
ポストは、メッセージをSlackの一ファイルとして作成する機能です。
メッセージは、HTMLに似た装飾をすることができます。
作成されたメッセージは、リンク(ファイルのURL)を介して、
Slack以外のサイトでも参照できるようになっています。
Slack内では、CHANNELに共有することで、直接参照することができます。
3.2 チャネル
チャネルは、大きく次の3つに分けられています。
3.3 メンバの招待
Slackドメインに参加できるには、
基本的には既メンバーから招待を受けたものだけとなります
(Slackドメインオーナーの登録メールアドレスと
同じドメインのメールアドレスを持っている方は、
自分の意志で参加することができます)。
図3.2-1において”Invite People”をクリックすると、
図3.3-1の画面が開きます。
ここで招待者を入力します。
無料版では、
特定のチャネルにしか参加できないといった制限付きのアカウントを作ることはできません。
プライベートグループを除けば、
全チャネルに参加できるアカウントしか作れないということです。
招待者には、図3.3-2に示すメールが送られてきます。
3.4 プライベートグループ
制限付きのアカウントでないSlackドメインメンバーであれば、
誰でも参加者を限定したプライベートグループを作ることができます。
図3.2-1③において
“New private group…”をクリックすると、図3.4-1の画面が開きます。
“Name”にグループ名を、
そして”Invite Members”に招待するメンバーを選択入力します。
4 設定
4.1 設定メニュー
図4.1-1の赤枠で囲ったVをクリックすることで、
Stackドメインの様々な設定を行うことができます。
設定項目の説明については、今回は省略させていただきます。
以上
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